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  • 2013.04.25 Thursday
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  • by スポンサードリンク

記憶決壊。

 映画「レ・ミゼラブル」

あまりにも評判が良すぎて…
ミュージカル畑のみなさんも大絶賛で…

今から感想を書くのもなんですよね(笑)
詳細な感想はやめておきます、是非観てください。


でね。

いろんな思いが錯綜しました。

小学2年生、
初めて手に取った分厚い「ああ無情」。

高校生、
前日の町内会の祭りでハッチャケ過ぎてグッタリしている母と行った東宝の舞台。笑

数年前。
ヨーロッパ公演の時に訪れたモンパルナスの街並。


特に浮かんできたのが、小2の本のイメージ。

司祭に銀の燭台をもらったバルジャン。
コゼットに冷たく当たるエポニーヌ。
車輪の下の労働者をすごい表情で助ける市長。
下水道の中をマリウスをかついで逃げるバルジャン。
そして、
 その出口で待ち受けているジャベール。

その他にもいろんなシーンがたくさん!

きっと文字で読んだ印象が自作の絵柄として記憶の奥底にしまわれてたんでしょう。
だって読んだのは絵本ではなかったから…。一気にブワーッと浮かんできてビックリ!頭の回線が急に繋がっちゃったのね、あの時の記憶に。

幼い頃から本が好きで、軽い活字中毒。
でも、やっぱり本は素晴らしい。
想像だけでこんなにも頭に残っているんですから…。

記憶も決壊。
涙腺も決壊。
ダダ漏れ状態で、館内が明るくなった頃にはグッタリしていた私でした。





「MOUSE TRAP」 
 3/6〜3/17
六本木 ブルーシアター

公式サイトはこちらへ↓

FaceBook↓














ココニイルワケ。

昨日、我が座の公演「樫の木坂四姉妹」を観ました。
再演のこの舞台、東京は特別公演として3日間だけ上演。

これから数年に渡り全国を旅します。


この公演、俳優座が誇る3人の大女優たちが主演。

大塚道子さん。
岩崎加根子さん。
川口敦子さん。

…やっぱり、うちの芝居はステキです。
私がこの劇団にいる理由の一つは、こういった尊敬する先輩方がいるから。

何度観ても本当に素晴らしく、若手の面々も生き生きと舞台上に存在していました。
こんな芝居はうちの劇団じゃないとできないね。


次は9月に稽古場で、新進の眞鍋くんが演出する「かもめ」が上演されます。
俳優座の歴史の中で大切なレパートリーの一つ、それがチェーホフ。
今勢いのある眞鍋演出でどういう舞台となるか…。こちらも注目あれ!

ギリギリのバランス。

 VENUS IN FUR

この日はThe Book of Mormon を観るか、ONCEを観るか…
でもRENTを見終わってからtktsに走ったらさすがにもう売り切れ続出で…。
「セールスマンの死」も聞いてみたけどダメで…。
   だもんで、全く予定になかったVENUS IN FURを観ることにしました。

てっきり
 ミュージカルだと思ってたら芝居だし。笑
2時間半はあると思ったら1時間半だし。笑
たくさん出ると思ったら2人芝居だし。笑

もう想像とあまりに違って
      おかしくなっちゃった。

でもね、

この作品、すごくよかったです。
…1時間半、台詞のやり取りだけで2人の関係が変わっていくんだけど、女優Nina Ariandaが絶妙のバランス感覚で芝居を進めていく!
この役はさじ加減を間違えると、薄っぺらくなったりやりすぎたりする役柄だけに、そのぐいぐい引き込む魅力は見事でした。
しかも2人ともすごい熱演!これをずーっと続けているんでしょ?!本当にその体力と気力、精神力…脱帽です。笑いもたくさん起こり、そして深刻にもなり、あっという間の1時間半でした。

翻訳してうちの劇団でやるとしたらこの役は誰が合うかな〜と思って観ちゃった。

これは本当に、今、観て良かった作品!
(多分ONCEはまだまだ長くやりそうなので)
当たりでした〜。こういう思いもかけない作品に出会えると感動するよね。

ちなみにこのVENUS IN FUR、今年のトニー賞で作品賞と主演女優賞にノミネートされているとあとで知る私…。やっぱりね!

観劇あれこれ。

 今回のNY滞在はたった8日間。
友人たちと会う約束をしたら…芝居を観る時間が取れるのが2日間。


…というわけで、


2日間で3本の芝居を見てきました。


War Horse
        RENT
        VENUS IN FUR


War Horseは前から4列めの中央。
RENTはど真ん中。
急に取ったにしてはいいんじゃない?しかもRENTは50%OFFだったし!


War Horseは去年からの超話題作。
馬のパペットばかり話題に上り、もちろんそれは見事ですが、ストーリー展開や映像の使い方も私は好き。
特に、英語とドイツ語、フランス語が入り交じる中、台詞はもちろん全て英語。
観客にはやり取りが分かるのに、舞台上ではお互いが相手の言っていることが理解できていないやり取りが続き、それがまた笑いを誘います。
もちろんラストは文句無しに涙…なんだよね、わかってはいても。

RENTは言わずと知れた超ロングランが続いたオフブロードウェイ作品。
でもね、なんと私、観たことなかったんです。
なんとなく「一番好きなミュージカルはRENT」という人が多く…それ故に足が遠のいていたというか…(笑)
ま、いわずと知れた作品なのでもういうまでもないのですが、観て良かったです。
ただミミ役がね〜、最初の数シーンに出て他の女優と変わっちゃったの。
最初、あまりストーリー知らなかったから混乱したよ(笑)だって急に顔も体系も違う女優さんがミミとして出て来るんだもん!
何が起こったかは謎ですが、幕開いてから代役と変わるというのは…よほどのこと。心配しちゃいました。(幕間にキャスト交代のアナウンスが入りました)

この2作品を観て思ったのは、映画との違い。

映画はどちらも、街の風景や戦争シーンなど、舞台では観られない情景が織り込まれて見事だったとは思うけど…一番違うライブ感や熱はもちろん、それとは別にもう一つ大きく感じたのは笑い。
War HorseもRENTも客席はかなり笑うんです。笑いどころがあるんです。客席の空気が大きく笑いで揺れるって感じ。
でも、映画ってどちらもシリアスだよね?これって"リアル"の置き方の違いなのでしょうか。映画で笑いを求めたらコメディーになるけど、舞台だと生身の人間がそこで必死にやっていることが自然と笑いに繋がる…笑いも涙もね。ただその必死にそこにいる人間を観たくて私たちは劇場に向かうのかもしれません。

外れのない二作品。やっぱり舞台はいいね。

そんな中、VENUS IN FURはチャレンジだった〜〜〜。全く内容を知らないまま、評価もあまり聞かぬまま…tktsで手に入れたので劇場へと足を運んだのでした…
                             
                                                                                          つづく………

好きな空気感。

先日、DVDで観た邦画が、久々、好きな空気の映画でした。
「パーマネント野原」

なんか、このごろ、邦画をみるぞ!と借りまくっているのですが、どうしても興味が引かれず、時間が長く感じるものばかり…。
ふむ〜、これはDVDだからか?それとも…?と感じてもいたのですが、この映画は好きでした。
結局さ、好き嫌いの問題なんですよね。舞台も映画も…。

菅野美穂主演のこの映画。
彼女が演じるナオコの脆い魅力はもちろんですが、ナオコを取り巻く女たちがまたいいのです。
小池栄子もいいし、池脇千鶴のすこしおばちゃんぽくなった感じもいいし、パンチパーマのおばちゃんたちもいい。コメディトーンからミステリアス、そして優しい温かいトーンに変わって行くこの変化も好きでした。

やはり共感するのは電話ボックスのシーン。
なんでしょうね…。
一人でいる寂しさよりも、二人でいる方が強く孤独を感じることってあるんですよね。
あの切ない涙は、きっと、誰にでも経験した孤独ではないのでしょうか。

どんでん返しが結構取りざたされがちですが(…しかし、ここ数年、この展開…続いているような気がします)、この映画に関してはあまり関係ないような気がします。
あ、もちろんストーリーとしては大きなことですけど、このことが軸なのではなく、この事実が明らかになったとき、ナオコを取り巻く人々の存在がスーッと胸に入って来るんですよね。あのパンチパーマのおばちゃんたちも。

ちなみにパンチパーマ。映画の中で「ここのパーマは強いから!」「ずーと取れないのがいい」と絶賛ですが「パーマネント」とは「長持ちすること」とか「半永久的な」という意味があります。
そう考えると、時が止まっているあの町での風景が物悲しくも温かく染みてきます。

私は、最後のナオコの表情にやられました。
愛する人を思う女の表情から母の表情への変化。

地味な映画ですが、私は好きな映画だな〜。批評を観ると結構嫌いな人が多いみたいですね(笑)ま、いいさ〜。
映画館で観た「息もできない」を最近DVDで再度観て再び心を揺さぶられましたが、あれとは全く別の部分でこの空気感にどっぷり浸りたい気持ち。
やっぱ、私は、こういう映画が好きなんだな…なんてったって一番好きな映画が「バグダットカフェ」ですから(笑)
ゆるゆる、あまあま、でしょ?
そういう空気が、
  好きなんです。結局ね。

唯一無二の映画。

 「エンディングノート」
ちょっと前に観た映画ですが、上映が終わる前に観て頂きたくて情報を載せます。

監督は砂田麻美さん。
実は私も面識があり、今回は期待大で観に行きました。

この作品は、ドキュメンタリーです。
主人公は監督のお父様、砂田知昭氏。享年69歳。

この映画を撮ることができたのは、監督であり次女である麻美さんただ一人だけ。
カメラの存在を隠すことなく話は進んで行きますが、ラスト近くの病室では本当は一番号泣したかったであろう麻美さんの声は聞こえてきません。他の家族の涙声は聞こえて来るのに…。
きっと麻美さんは、途中から、これを劇場公開映画にする為にちゃんと計算しながら撮影を行っていたことと思います。
 単なるプライベートフィルムにならないために…。
 お父様の逝き様をたくさんの方に観てもらう為に…。

主人公の家族に監督がいること
主人公のこれまでも記録として撮影されてきたこと
主人公の余命が分かってしまっていること
 そして…
主人公が家族みんなに愛されていること

いろんな「唯一」が重なって撮れたこの作品。
まだ上映されています。
悲壮感漂うことなく、笑いまで起こる劇場内。私が観た日は満席でした!
是非ご覧ください。


「雪ん子」放送。

そういえば…
  四季つながりでもう一つ!

この夏、ずっと関わっていたファミリーミュージカル「雪ん子」がNHKで放映されます♪
10月10日 8:45〜10:15 NHK教育テレビ

……実は私は別仕事で東京を離れていましたので出ていません〜。
でも一緒に出ていた仲間たちが出演。今から観るのが楽しみです♪

ちなみに、私は、俵屋「きぬ」と葬儀屋「つぎ」の2役を日替わりで演じていました。
全く違うこの2つの役。
一つの舞台で2つの役を演じるのは初めての経験でした。

お時間があればぜひご覧ください。




悔やまない…選んだ道が…

劇団四季の「コーラスライン」のGPを昨日観てきました。
「雪ん子」に出ていた若手たちがたくさん出ています。舞台に出ている姿を観て、何となく母の様な気持ちでした(笑)

さて、
この中で"What I did for love"というナンバーがあります。
映画版では愛を歌いあげる姿が印象的ですが…、舞台版ではこの世界を生き抜く気持ちが溢れたこのナンバー。

 悔やまない 好きだからこそ 
 全てを捨てて 生きた日々に 悔いはない
 ひたすらに この道を 


コーラスラインは学生のころ何度か観ていましたが、
           この世界に入ってからは初めて。
実に20年以上ぶりです。

なんか、今回ほどこの歌詞がスーッと胸に入ってきたことはないかも…。
自分が歩んできた20年と重なり、何とも言えない想いが広がりました。
舞台はライブ。
2度と同じものを観れないからこそ面白い。同じ作品を観たとしても全く役者も演出が異なりますから。だからこそ印象に残った舞台は自分の中でどんどん成長して行ったりします。

その点、このように同じレパートリーを同じ演出で観ると以前観た印象とは全く違う顔があることに気づかされます。自分の中で20年前とは違う自分を発見できたりします。
ふむ…おもしろいね。

ちょうど20年前の今は、研究1年生として毎日レッスンをしていました。
その私に「20年後もこの世界にいるのよ、あなた」と教えてあげたい。
…あ、その当時は夢いっぱいで「一生この世界にいるんだ!」と当然のように思っていたかもしれませんね(笑)

20年間いろいろな想いがありました。
 でも私、やっぱりこの世界にいるんです。
そして…多分……
    これからもこの世界で生きていくんです。

            多分……ね。

'98のピーター。

ピーター・フォーク氏が亡くなりました。
アルツハイマー病を煩っていたそうですね…。
刑事コロンボはあまりにも有名すぎて、ピーター・フォークを知らなくても顔は認識できる人が多いのではないでしょうか。

1998年、初めてNYに行った時に観た芝居がピーター・フォーク主演の「Mr. Peters' Connections」でした。アーサー・ミラーの新作のこの芝居。同じ滞在時に観た「橋からの眺め」は有名な作品なので話を知っていたのですが、さすがに新作のこの芝居は全く内容が分からず。…単に「ピーター・フォークの芝居が観たい」その気持ちでチケットを取りました。

なんせ、英語が全くわからずチンプンカンプンな中、どうも話は元パイロットのピーターが現在と過去を交差する中で進んでいる様なのですが…完全なる台詞劇。ピーター・フォークが弾丸のように英語をしゃべっています。結局、理解できたのはその状況のみで、何がなんやら分からないうちに終わりました(笑)
でもね、彼の存在感と舞台の上にホッコリと佇む様子は今でも鮮明に焼き付いているんです。
あの時よりは英語がわかるようになった今、もう一度観たいな…と思う作品。

ちなみにその作品は大好評でSOLD OUTの公演だったとか…、さて一体私はどうやってチケットを取ったのか???今となっては謎だらけですが…。

…海を越えて、その存在を心に刻み付ける名優。
ご冥福をお祈り致します。

BILLY in London

大好きなBilly Elliot… 
でももうブロードウェイで何度も観ているからな〜と思って、観ようかどうか悩んでいましたが、やはりこちらウェストエンドから来た作品なので、本場で観たい!
何度観ても好きなものは好きだから〜と観に行きました。

それが…

本当にびっくり!
えーーー?!ミュージカルでこんなに印象が違うってなに!?
基本的に振り付けや歌が決まっているミュージカルでこんなにも違う空気を感じたのは初めてでした。
ブロードウェイが完璧に商業ベースの華やかなBillyだったら、ウェストエンドは正に芝居を見せてくれている感じ。どっちがいいとか悪いじゃないんですよね。
でも、このウェストエンド版…、自然に涙がこぼれてきました。
はっきりいって子供たちのダンステクニックはブロードウェイの方が数段上に感じます。
でも、なんだろう…心に突き刺さるんですよね。

それに全体的に荒々しいっていうか、洗練されてないっていうか…
Billyも繊細なブロードウェイ版に対して、こちらは「繊細だけどこのままここにいたら炭坑夫になるだろう男の子」なんですよね。
これはイギリスの話だからででしょうかね?この空気感の違い。

でも、観てよかった。
芝居はやっぱりライブ…。
舞台上の感情や溢れ出る想いがそのまま伝わってくる作品でした。


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